[RSRオーガニックファーム]土に元気を!

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4月19日(日)RSRオーガニックファームへ行ってきました。
今年度最初の活動です!
今回のRSRオーガニックファームは、堆肥を畑へまく作業をしました。この堆肥は、去年行われたRISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO(以下、RSR08)から出た生ごみを、牛糞ともみ殻と混ぜ合わせ、半年かけて発酵させてできたものです。
より良い作物を育てるために、栄養源となる堆肥を畑に撒くことはとても重要です。今年は春に堆肥を畑に撒きましたが、本来は昨年の秋に堆肥を撒いておくと土に堆肥が馴染んでより良いそうです。
しかし、RSR08から出た生ごみを堆肥として利用している私たちは、堆肥の発酵期間を設けないといけないため、今年
は春に堆肥を撒きました。

早速作業に入ります。
まず、堆肥を保温、保湿してくれていたわらをよけて、堆肥を掘り出しました。
去年経験した生ごみや牛糞の強烈なにおいは完全になくなり、程よく発酵していました。
この堆肥を一輪車とスコップを使い、畑にまんべんなく撒いていきます。撒いたあとは、土にしっかり馴染ませるため、くわを使って混ぜていきます。
この作業がなかなか大変で、手作業で農作業をする場合はいかに効率よく体を動かして、いかに疲労を少なくするかが重要になります。
はるきちさんに指導してもらい、くわの重さを利用した効率の良い方法を教えていただきましたが、あまり慣れていない私たちはすぐに疲れてしまいました。

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堆肥を畑に撒き、混ぜるという作業は一見単純ですが、意外と労力がかかるのです。
しかし、元気な作物を育てるためには、栄養源となる堆肥を畑に混ぜることはとても重要なことで、この作業をしなければより良い作物は育ちません。
今回は、大きな循環のほんの一部でしたが、RSR08の生ごみと、作物が育つフィールドとなる畑が初対面した大事な場面に立ち会うことができました。
この堆肥と畑がどのように作物を育てていくのか、期待していてください。

文章:用松連(れん)