【報告|project「NINOMIYA」】2021年度 薪づくり活動総集編

project「NINOMIYA」では、2021年度もたくさんの方にご参加・ご協力いただきながら薪づくりの活動を実施してまいりました。ありがとうございました。

2022年度初回投稿となるの本記事では、活動拠点での1年間の薪づくりの様子をご紹介します。今年度もどうぞよろしくお願いいたします!

 

1年間の出来事

活動拠点は自然がとても多い場所なので、季節の移り変わりを感じながら活動をしてきました。学生から社会人まで、普段は別々ことをしている人たちが同じ場所に集まるので、活動日ごとに雰囲気が違うのも楽しいところです。

夏の暑い日にも、太陽の光を浴びながら薪割りをしていました。この日はなんと気温30℃を越える猛暑日。夏の間はこまめな水分・塩分補給が欠かせない日々が続きました。

 

こちらは今年度の活動で参加者が一番多かった日の活動終わりのショット。
参加者の笑顔から楽しさが伝わってきますね。

 

参加者の中には一日の活動でこんなに割る強者も。活動の参加動機は人それぞれですが、普段の筋トレ代わりにリピーターになる人もいました。

 

雪が降ってからも薪割りは続きました。外は寒いですが、薪割りは全身を使うので体の芯から温まります。

 

参加者どうしの交流

一日の活動の中には、薪割りだけでなく割った薪を詰めたり運んだりと様々な作業があります。それぞれの場面ごとに会話が弾み、参加者の間に交流が生まれます。 

こちらは農業用コンテナに薪を詰める作業中。割った薪は、太さがバラバラだったり曲がっていたりするため、コンテナにうまく入らないこともあります。そんなときは、「こっちのコンテナなら入るんじゃない?」と言ってお互いの薪を交換し合う場面もありました。

 

「ピンクレディ」という機械を使って薪を運ぶ場面では、周囲の安全確認をする人、積んだ薪が落ちないように支える人…活動の一つ一つを皆で協力しながら行いました。

 

お昼休憩や活動の終わりには、参加者同士で会話をしたり活動の感想を共有したりする時間もあります。お互いに初対面のことが多いですが、一日活動をともにすると自然と距離が縮まりました。

 

活動に込める思い

project「NINOMIYA」では、未活用の資源を使って多様な人々を巻き込んだ薪づくりを実施しています。
薪づくりを通して木や森に関心を持ってもらい、限りある資源を大切に使うことの意味を考えてもらいたいという想いがあります。

活動で割った薪は、1年間の乾燥期間を経て薪を求める人々の手に届き、その売上の一部は子どもたちの森林体験活動の活動費となります。薪割りで使ったエネルギーが時を経て循環していくということを、活動を通して伝えられたらと思っています。

 

北海道の長い冬が終わり、活動拠点の雪もあと少しで溶け切りそうです。
また次の冬に向けた薪づくりが始まります。ご参加お待ちしています!

活動の様子はInstagramでもご覧いただけます。