【報告】プロジェクト「NINOMIYA」チーム 2018活動報告

プロジェクト「NINOMIYA」では今年度からの試みとして、主に青年層に向けた薪作り活動によって作られた薪を販売し、売り上げの一部を森林環境教育プログラムとして子ども向け薪割り体験に利用しました。

 

薪作り活動


石狩のはるきちオーガニックファームなどで4月~10月までの間計51回、のべ207名のボランティアと共に活動を実施しました。

薪割り、薪詰め、配達といった活動の中で、「普段はデスクワークが多いので体を動かすことがストレス解消になる」、「簡単な樹種同定など木のことを知れて面白い」といった声が聞かれました。

薪割り体験の提供


今年も8月に行われたRISING SUN ROCK FESTIVAL 2018 in EZO(以下RSR)にて昼は薪割り、夜は焚き火を体験を実施しました。
子どもから大人まで計244名の来場者に薪割りを楽しんでいただきました。”今ある木を使うことは森を守ることに繋がる”というメッセージを多くの人に伝え、体験の提供だけではない薪作り活動ができました。また、今年は限定数にはなりますが、RSRのロゴを焼き付けた木製円板をノベルティとして提供しフェスティバルの会場という非日常から石狩産の木材を日常に持ち帰ってもらうという取組も実施しました。

子ども向け森林環境教育プログラムの提供


今年はメインの活動フィールドである石狩や札幌と共に、帯広、厚真などの地域でも子ども向け森林環境教育プログラムを提供することができました。

重くて斧が扱えない子どもでも、油圧式手動薪割り機やくさびといった様々な薪作り道具を利用し、熱中して薪作りを実施する姿が多く見られました。
「なんで薪を割っているの?」と疑問を持つ小学生に、「みんなが暖まっているたき火はこの薪を燃やしてるんだよ。」と伝えたところ「僕も燃やしたい!!」とたくさん薪を割っていた子が印象的でした。

2018年を振り返って

今年も青年層のボランティアだけでなく、木を切って下さっている有償ボランティアの方や木をご提供いただいている方、薪をご購入いただいている方など様々な方に支えられて実施しているのを感じることの出来る1年でした。
また、今年は「子ども向け森林環境教育プログラムの提供」を実施する機会も増え、関わる年齢層が大きく伸びたのも印象的でした。
今後も変わらぬご支援を頂けましたら幸いでございます。

プロジェクト「NINOMIYA」について

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※この活動の一部は、一般財団法人セブン-イレブン記念財団の助成を受けています。