【報告】SAPPORO ♡ BICYCLE DAYS 2017

「歩行者と車には専用の道路があるのにどうして自転車にはないのだろう。無いのなら街中に作ってみて実際に走って貰おう。」という思いから生まれた自転車day。今年で5回目を迎えた活動を2017年7月29日(土)にまほうの絵ふでやA-bank北海道とともに歩行者天国で開催したTOWN PICNIC sapporo 2017のプログラムとして実施しました。第3回からは「自転車」だけではなく、「自転車とSAPPOROの共存」という意識からSAPPORO ♡ BICYCLE DAYSとタイトルを変えて活動を行っています。

今年は幼児から小学生に焦点を当て、「デンマーク式自転車教室」を行いました。幼児には自転車に乗るスキルを身に着けてもらうためのプログラムを用意し、小学生にはスキルに加えて、他者への思いやりを生み出すようなプログラムを用意しました。また、一緒に来ていた保護者の方々に向けて、「チャリンコダイエット」というプログラムを実施しました。自転車に乗ることで効率よくカロリー消費ができることを通して、健康であることの大切さを知ってもらい、自転車に乗る人が増えることを目的としたものです。

子どもたちからは「楽しかった!」、「面白かった!」などの声とともに、周りの人のことを考える場面を多く見ることができ、体験の中から学びを作り出す活動ができました。一方で、参加した子どもや保護者だけでなく、当日参加したボランティアの人たちも多くの学びを得た活動になりました。そして、このような体験や小さな学びから「自転車とSAPPOROの共存」を作り出すことができた最高の1日でした。

私たちの熱い想いが通じたおかげで終日晴天の中、無事に今年のSAPPORO ♡ BICYCLE DAYSを終えることができました。参加したボランティアスタッフおよび関係者の皆様、会場にお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。

事前準備から参加していたボランティアの声(10代 学生)
事前から一つの大きなイベントをつくりあげる一員として活動でき、いつもとは違う自分になれた気がしました。自分の考えや努力次第で、いくらでもイベントが良いものになると考えると楽しくて、本当に参加出来て良かったなと思っています。この気持ちと達成感は事前から関われた人ならではのものだと思います。貴重な体験ありがとうございました!

当日スタッフとして参加したボランティアの声(20代 社会人)
道行く少年に、自転車はどこで乗れますかっ?と聞かれ…。
場所を伝えて、いってらっしゃーい!とお見送り。そんなやり取りに、ちょっとしたあたたかみと懐しさを感じられました!そして活動終わりの夕暮れと汗で汚れたTシャツに青春も感じられた気がします!!参加できてよかったです!!ありがとうございました!!

※この活動は、ミライサイクルさっぽろ実行委員会が主催する活動です。
NPO法人ezorockはプログラムの作成およびボランティア募集などを行いました。