Vision2050プロジェクトチーム主催 セミナー実施報告

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5月31日、札幌エルプラザ二階環境研修室にて、Vision2050プロジェクトチーム主催セミナー「よりよい未来に暮らすために必要なコト〜未来はぼくらの手のなかに future is in your hands〜」を開催しました。総勢18人の学生や社会人が参加し、最近とても多く目にする「エコ」という言葉をキーワードにしたワークショップを行いました。

今回のセミナーは「エコエコ言っている社会ってどうなの?」などの日常で感じたことのある環境に対する疑問から、「本当のエコ」と「本当じゃないエコ」の二つに分けて「エコ」について考えを深めていくという内容でした。プログラムを通して参加者同士で話し合うことで身の周りのことに対して自分の意見を持ち、行動するきっかけにするという目的で行いました。また、セミナー中に作成した「本当のエコ」と「本当じゃないエコ」のチェックリストをその場で印刷し、参加者全員に配布することにより、このセミナーで得た「解決しようとする姿勢」を持続させ、新たな疑問を見つけるきっかけとなるよう工夫しました。

セミナーの様子

セミナーの様子

【プログラム内容】

1≪エコエコ言っている会を感じる?それはどんな時?≫

参加者の「エコ」に対する意識を共有するためにそれぞれの意見を出し合う。

2≪「本当のエコ」と「本当じゃないエコ」を考える≫

エコとは何だ?という疑問について考えるために、「本当のエコ」と「本当じゃないエコ」の要素をブレインストーミングしてまとめ、それを班ごとに発表する。

3≪エコアクションを出す≫

今後の議論の参考にするために、それぞれが考えるエコアクションを出し合う。

4≪再度「本当のエコ」と「本当じゃないエコ」を考える≫

プログラム2と3を参考にして、班ごとに「本当のエコ」と「本当じゃないエコ」のチェックリストを作る。

5≪「本当のエコ」と「本当じゃないエコ」のチェックリストを完成させる≫

プログラム4で班ごとに作ったチェックリストを全体で一つにまとめ、それを全員で共有する。

6≪エコアクションをそれぞれチェックリストを使って分析≫

プログラム5で出来上がったチェックリストを基に、プログラム3で出し合ったエコアクションを分析する。
発表の様子

発表の様子

【完成したエコチェックリスト】

「本当じゃないエコ」チェックリスト


□本来の目的とずれている
□使う人がなんのためにやっているか分っていない
□循環していない
□表面しか見えていない
□流行にのっているだけで満足している
□先が見えていない
□無駄が出ている
□利益が優先になって自然が破壊されている
□作られる過程にかかる環境負荷が作った後に削減される環境負荷にあてはまるエコグッズ・エコ商品
□狭い視野で物事を考えている
(例えば、問題を知らない・知ろうとしない、メディアをうのみにしている、プロセスとその影響まで考えていない)

「本当のエコ」チェックリスト


□目的がしっかりあり、その目的を果たしている
□ごみが出ない・少ない
□温室効果ガスが出ない・削減されている
□無駄がない
□循環している
□作られる過程にかかる環境負荷が作った後に削減される環境負荷より低いエコグッズ・エコ商品
□何のためにやっているのか理解している
□あなたはこの○○を理解していますか?
□効果・影響・過程がみえる

今回のセミナーでは、時間の関係でプログラム6を実施することはできませんでしたが、セミナー後のアンケートでは参加者から「エコに対する意識が変わった」や「”本質を見抜く力”とは何か、より一層考えたくなった」などの声が寄せられました。また、「エコの大切さを広めていこうと思う」や「周りの人に環境を他人事にしてほしくないよう働きかけていきたい」など、今回のセミナーが参加者にとって自発的に行動するきっかけになったとの声もありました。
一方で、良いところばかりではなく、「プログラム同士の繋がりが分らない」や「プログラムの目的がよく分らなかった」などの不満の声もありました。
参加者からの声や、チームメンバーから出た反省点を次に活かし、「本質を見極める力」と「長期的な視野」を持つ学生が増えるような活動をこれからもしていきます。