エココミュニティーの作り方セミナー 第2弾

日時 2011年2月20・21日 13:00~
場所 環境NGO ezorock 新事務所1階
講師 木沢幸彦 氏(Kizawa Wood Working 木沢建築工房)
参加者 7名

新事務所の改築工事をしていただいている棟梁の木沢さんを講師に、「床にペンキを塗る」ワークショップを行いました。
ただ、床に色を塗るだけではなく、塗ることで愛着を持つことができ、自分がコミュニティ作りに参加することで繋がりが持てる。というお話をしていただきました。
ペンキはホームセンターでも売っている水性のもので、薄め具合によって高級に見せたり、アジアンテイストに仕上げられたりと、木材とペンキの濃淡で様々なものを作ることができるというのを教わりながら、作業に取りかかりました。
柱や部屋の隅など、細かいところはハケを使い、広い面はローラーで仕上げます。ローラーを使う時は、余分な塗料を落とし、まんべんなく床に何度もコロコロ転がすことで色の乗りがよく、均一に塗装することが出来ます。
「そっちに塗り残しがあるよ。」「ここきれいに塗れたね」など参加者全員が楽しく床に塗装をしました。中には塗料がはねて服や手に着いた人も…。
塗装作業は部屋の奥から始め、トイレ、廊下の順に、玄関の方へとさしかかった頃には、部屋一面が焦げ茶の木目を見せながら、ぐっと引き締まった雰囲気になっていました。
コミュニティーをうまく運営するには、所属している人自身がコミュニティーを愛する必要があります。今回のワークショップの様に、コミュニティーの核となるスペース作りに関わることは、そうした愛着を持つためにも非常に良い機会となりました。

※当セミナーはサポートほっと基金の助成により実施されました。