『大雪山国立公園旭岳自然保護プロジェクト2018』は無事全ての活動を終了しました!
全10回、延べ91人の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
活動の時系列に沿って、プロジェクトメンバーが写真をセレクトし振り返りました。
ぜひご覧ください!
集合~山へ
山の朝は早い。朝7時に札幌駅に集合し、ドキドキの自己紹介!その後バスに乗車して出発します!
札幌駅から旭川駅へ、旭川駅から山まで。バスの時間は約4時間ととても長いですが、たくさんお話ししていればあっという間に着きます。11時ごろ、麓に着いたらもうそこは自然の宝庫。ワクワクのロープウェイで散策路へと。見たら圧巻!感じて最高!激アツの活動が始まります。(かつけん)
山についたら「はじめての旭岳」
山に着いたら「はじめての旭岳」というスライドを見てもらいます。
このスライドでは、これから活動する旭岳はどんな場所なのか、どんなことをしてもらうか、などを簡単に説明します。普段あまりアウトドアしないよって人でも、安心して活動できるよう説明していくので、お昼ご飯をたべながらどうぞ~(がっちゃん)
活動スタート!(3分レクチャー)
登山客や観光客など利用者はまず、ロープウェイで上に行くと姿見駅に着きます。ここでは、姿見園地内の説明、注意点等を3分間でレクチャーしています。ここは、利用者との接点が増える場所で、動植物についての話や山の話で盛り上がることもあり、思わぬ発見がある活気に満ちる場所です。
利用者がマナーを守り、気持ちよく旭岳を楽しむための、初めの一歩目がこの3分レクチャーです。
山を訪れる人々と山の魅力・楽しさも自然の厳しさもを共有します。(キミキミ)
いよいよ外へ(巡回)
活動の一つとして、散策路内の巡回を行います。登山道や散策路の状態、植物の開花状況などを見まわります。旭岳を訪れた人達に散策路の状況を伝えて、安全に楽しんでもらうための大事な活動です。ゴミ拾いも同時に行います。旭岳の自然を楽しみながら、監視員の皆さんに自然のこと、普段の活動のことなどを教えて頂きました。時には散策している人達との交流もあります!(さく)
活動が終わったら
活動の後はスーパーへ買い出しに行きます。そして、大雪自然学校事務所の台所を借りて、ご飯を作ります。普段料理をする人もそうでない人も、仲良く作りましょう。この日は野菜カレーです。ズッキーニがアクセント。ひと汗かいた後に、手作りのご飯をいただくのは格別です。参加者同士だけでなく、自然学校の方とも交流できますよ。(将軍)
ご飯を食べて、風呂に入りさっぱりしてからミーティングを行います。
このミーティングでは次の日の活動がスムーズに行えるように日程の確認やご飯のメニューを決めたりする大切な時間です。ミーティングが終われば、トランプなどのお楽しみタイムが待っています!
(よこ)
2日目スタート
旭岳には、国内外問わず多くの観光客が訪れます。自然保護の観点はもちろん登山客・観光客の方が歩きやすい道を保つための登山道整備も私たちの活動にひとつです。削れて歩きにくくなってしまった道を外れて、高山植物の上を人が歩くことを予防するために整備します。この日はあいにくの雨でしたが、水たまりの中に濡れずに歩ける木道を設置。歩きやすいように、場所や間隔をみんなで考えながら設置しています。(たに)
旭岳の魅力といえばまずその風景にあります。初めて訪れる方々は旭岳の自然豊かな風景に圧倒されること間違いなしでしょう!特に旭岳は四季の移り変わりが早く、時期によって様々な風景の変化を見ることが出来ます。
6〜7月には残雪が溶け、高山植物が現れ始め、8〜9月にはそれらが紅葉になり美しい風景がみられ、
10月には雪が積もりあっという間に雪景色になるなど、1年で様々な風景を堪能する事が旭岳ではできるのです!(ピングー)
おうちに着くまでが・・・
現場での作業が終わったー!=お疲れ様でしたー!…とはいきません。札幌に帰ることも活動の一部だからです。そして運と時間があれば近くの旭岳温泉で疲れを癒したり旭川駅でラーメンを食べたりとまだまだ楽しみは続きます。最後の札幌駅に向かうバスでは、活動が終えたことへの達成感と共に過ごした仲間との別れに対する寂しさが混じり合ってこみ上げてきます。そして解散場所についた時、初めてこの言葉をお互いに伝えあうでしょう。お疲れ様でした!!(よーへー)
番外編
私たちプロジェクトメンバーは、2種間に1回程度札幌市内でミーティングを開催しています。
自然のことを考えたり、活動をより良くするために真面目な話からふざけた話までみんなで話し合います。メンバーが顔を合わせる楽しい時間です。
今年の活動に参加してくださったみなさん、応援してくだっさたみなさん本当にありがとうございました。また、今年は参加できなかったみなさんも来年はぜひご参加ください!
私たちと一緒に旭岳の魅力を堪能しましょう!
(旭岳チームプロジェクトメンバー一同)