【報告】<2/19-20(土-日)>GREENDAY2022 1日目

2022年2月20‐21日に Hokkaido youth sessions GREENDAY 2022を実施しました!サブタイトルは「開拓」とし、今年も新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、オンライン上で開催しました。
オンライン開催ということもあり、札幌近郊だけでなく道東や本州など遠隔地からもご参加いただき、2日間でのべ134名が参加しました。

GREENDAY2022の概要や当日の様子を、分科会の写真と共にお届けします。
Hokkaido youth sessions GREENDAY 2022詳細はこちらから(公式Twitterアカウントへ飛びます)
2日目の報告レポートはこちらから

GREENDAY2022 概要

テーマ:「開拓」

GREENDAY2022のテーマは「開拓」でした。この言葉には様々が意味が考えられます。
2日間を通して、参加者のみなさんには自分の「開拓」について自由に考えてほしいという願いを込めて、今回はテーマをもとにロゴを作成しました。

郵送物

オンライン開催に伴い、事前に申し込みをした参加者に郵送にて資料をお届けしました。
郵送物の中には、GREENDAYの概要やzoomの使い方が書かれたGREENDAY2022オフィシャルパンフレットや、ゲストの方が行っている活動の紹介資料、分科会で使うプロッキーやA4の紙がはいっていました。二日目の朝ごはん企画用の乾燥しいたけと味噌に驚いた方も多かったのでは。

 

1日目

オープニングセッション 

 今年もオンラインでの開催にあたり、Zoomのメイン会場に画面いっぱいの参加者が集まりました。ブレイクアウトルーム機能を使って自己紹介を複数回に渡って行い、参加者が各自部屋に分かれてお互いのことを知る時間をとりました。今回初めて参加する人達も多かったため、「どのようにGREENDAYを知ったのか」「そもそもezorockという団体を知っていたか」などの会話も見られました。画面越しではあるものの、参加者同士で交流を深めることができました。

 

 

 

 

 

【第一分科会セッション1】伝える仕事〜環境NPOを経てラジオディレクターに〜 

ゲスト:上野恭平氏(ラジオディレクター/構成作家/合同会社うさぎとかめ代表)

はじめに参加者の自己紹介を行い、本セッションを選んだ理由を共有しました。伝える仕事に興味のある大学生や、ラジオで人生が変わった方など、12名の方が集まりました。「おいしい寿司は何で決まるか?」がテーマのグループワークを通じ、一流の素材で職人がつくる寿司より、特別な日に家族で食べるスーパーの寿司のような身近に感じる物語のほうが伝わりやすいことを実感しました。「皆様」と言われ自分事だと思う人は少ないため、最初の3行は「その人」を思い浮かべて文章をつくるといったコツも教えていただきました。
他にも今すぐ実践できる内容が盛りだくさんで、参加者からは早速実践したいという声が多く聞かれました。

【第一分科会セッション2】初心者でもわかるプロレス講座 ~心と体で感じるガチコミュニケーション~

ゲスト:グレート・池田氏

士別市のグレート池田さんと相方のマグナムさんにプロレスから学べる生き方について教えていただきました。前半にはグレートさんがご自身の人生を振り返りながらプロレスに出会ったきっかけからプロレスへの思いをお話しいただき、後半には過去の名勝負の映像を詳しく解説していただきました。プロレスは正面から相手の技を受けきる真剣勝負だということ、プロレスラーは相手から決して逃げることはないということ、相手の技を受けきることができれば相手を受け入れ、強く優しくなれるということ、諦めなければ負けることはないということなど、人間関係や人生で助けになることを学ぶことが出来ました。

 

 

 

 

 

【第一分科会セッション3】地域と私たちのこれから~繋がりは夢限大~

ゲスト:
たかすサークル(鷹栖町)
∞(まるまる)ゼミ(上士幌町)
EBETSUto(江別市)
コーディネート:関係人口創出プロジェクト「179リレーションズ」

 最初の自己紹介で、参加者一人一人が関わりのある地域の良さについて話しました。始まりから盛り上がりを見せた流れから、各団体の活動事例を紹介した後、ゲストの皆さんに「活動に参加する理由」や「これからどんなことをやりたいか」などを紙に書いて発表していただきました。その後各団体ごとにブレイクアウトルームに分かれて、活動内容の深掘りや質疑応答の時間をとりました。地域に関わることへの想いや様々な関わり方などを語り合う充実したセッションとなりました。

 

 

 

 

 

【第二分科会セッション4】LFCコンポストで世界を救う?!~生ごみ焼却ゼロの社会へ〜

ゲスト:平ひかり氏(NPO法人循環生活研究所 LFCコンポストアドバイザー)

 

 暮らしと変化と環境の変化をテーマにそれぞれグループディスカッションを行いました。そこで出たことに関して、私たちはどうやったら自然に寄り添って生活できるのかということを平さんがお話をされました。半径2km圏内は物事を自分ごとに考えることができる範囲であり、その範囲で小さな循環を目指すコンポスト事業はただ堆肥を作るだけではありません。高齢者が多く住む住宅街で一緒に作っていくことによって、高齢者の見守り支援に繋げることができるものでした。

【第二分科会セッション5】主体性を引き出す、裏方はどのようなこと考えているのか?

ゲスト:僕たち社会教育大好き公務員のみなさん

 社会教育大好き公務員のみなさんに色々な地域からZoomをつないでいただきました。”何かをやる”という主体性や”あえて何もしない”という主体性もあるという話や、社会教育の未来についてのことをパネルディスカッション形式で行いました。前半は質問にゲストの方に答えていただき、後半は参加者からの質問や感想について話していただく方式で進んでいきました。大学生や社会人にとっても色々考えることがありました。

 

 

 

 

 

【第二分科会セッション6】 フリーディスカッション

 集まった参加者でそのときに語りたい内容を語るフリーディスカッション。最初に第一分科会でどんなセッションに参加し、どんな気持ちの変化があったかを共有しました。セッションが面白かったことやその内容をどれだけ伝えても全部は伝わらないことから、「伝えることの難しさ」についてトークテーマが移っていきました。
また、今年のGREENDAYのテーマである「開拓」にちなみ、人生で開拓した・されたことを各参加者が発表し、お互いを今までより少し深く知ることができる時間となりました。

交流会

 ゲスト講師の方々と参加者総勢30名ほどが集まり、oViceを使ってオンラインでありながら自由に交流を深める時間となりました。oViceでは分科会の感想を共有し合ったりゲストの方に分科会中に聞けなかったお話を聞いてみるコーナーや、オンラインゲームを楽しむコーナー、お酒を楽しむコーナー、フリーに雑談をするコーナーなど思い思いにグループを作って楽しみました。ゲリラ的に過去のライジングサンの映像の鑑賞会が開かれるというサプライズもありました。ゲストの方々も参加者のみなさんも立場を越えて楽しい夜を過ごすことが出来ました。

2日目の様子はこちらからご覧ください!