[RSRオーガニックファーム]小さな小さな種から大きな根を目指して

8月18日(火)、RSRオーガニックファームにて「生ごみ堆肥化」「じゃがいも収穫」「大根の種まき」の3つの作業を行いました。

今回はいよいよ畑に大根の種をまきます。

畑にメジャーを伸ばし、30cm間隔で7列分、種を植えていきます。
ピュアホワイト(とうきび)と同様に1つの穴に3粒の種を植えていきます。
それは、1つの穴に1つずつ植えると、もしかしたら成長しない株があるかもしれないからです。
ある程度成長したところで一組の株から一番成長の良い芽を残し、残りは間引きします。
こうすることで全ての穴から1本の大根が確実に育つようにするのです。
間引きとは、このように初めは密集した状態で植えて、ある程度成長したら育ちの良いものを残して他は引っこ抜いてしまうことをいいます。

さて、大根の種の大きさは直径わずか2〜3mmほど。
こんな種の上に分厚い土がかぶさっていては、土の上に芽を出すことはできません。
種を植える場所にほんの少しくぼみを作って、そこに3粒の種を置いて、薄く土をかぶせます。
そして最後に手のひらで軽くギュッと押さえてあげます。
ギュッと押さえると同時に、種がしっかり育ってくれるよう一つ一つ想いも込めました。

私たちは大根の小さな小さな種をそれぞれの手のひらに載せて、担当の列に植えていきました。
もし気付かないうちに種を畑に落としてしまったら、列ではない変なところから大根の芽が出てしまいます。
種の一つ一つにも命が宿っています。
その命を無駄にしないために、落とさないよう気をつけながら植えていきます。
こんなに小さな種から、私たちが食べているあの白くて太い大根ができるのです。
種の生きる力、自然の包容力。
一体どこにそんな力が秘められているのか、いつも不思議に思います。

RSRも終わり、北海道の夏はもう少ししたら終りを迎えますが、大根の成長はこれから始まります。
次回来るときには、どんな姿でこの畑は私たちを迎えてくれるのでしょうか。

文章:松尾ひかる(ひかる)