【報告】<8/23(金)-25(日)>湧別町おためし地域おこし協力隊プログラム

湧別町は札幌から車で3時間半、オホーツク海に面した人口約9千人弱の小さな町で農業・漁業・林業の一次産業が盛んな町。
そんな町の魅力に触れこれからの観光について考える、「湧別町おためし協力隊プログラム」を2泊3日で開催しました。

▼ホタテのむき身体験

前日にサロマ湖で採れたホタテを漁師さんの指導の元むき身にしました。地元に住んでいる人ですら知る機会が少ない養殖と外海で採れるホタテの違いなどの解説をしてくれました。

貝の中いっぱいのホタテ!その場で新鮮なホタテを試食させてもらいました!その場で食べたホタテは普段食べるホタテと似つかない程甘く、コリコリとした歯ごたえが美味しかったです。

▼トエトコ水産加工場

ホタテを乾燥貝柱に加工する一連の流れを見学しました。大量のホタテを機械で流し人の手で仕分け、乾燥貝柱になるまでの流れは圧巻でした。

▼竜宮台公園

むかし近くの海で亀を助け翌年に町が潤ったことから竜宮台という名前がついたとか…。
展望台の上に上ってみるサロマ湖とオホーツク海は風がここちよく綺麗でした。

▼計呂地交通記念公園

かつて中湧別駅網走駅を結んでいた駅跡が計呂地交通公園として整備された公園です。そこでは、名物である駅長さんがSLのお話をしてくれました。SLについて沢山のお話をしてくれましたが、中でも「最初から線路について詳しかったわけではなく、ここにくる人が線路について教えてくれるから詳しくなった。」という言葉が印象的で、地域の外にいる人が地域にあるものに価値を見出し地域に行きその話を聞き地域の人がよりその地の魅力について知るという流れに、人と人のつながりの可能性を感じました。

▼五鹿山キャンプ場

湧別町の新たな観光の魅力を探るべく、早朝6時からグランピングの設営を行いました。グランピングの中は快適な空間が広がっていました。朝と夜とでは全く違う雰囲気を体感できました。

▼地域おこし協力隊の野田さんによる朝ご飯

地域おこし協力隊として活躍している野田さんが作った、地元の物をふんだんに使ったサンドウイッチ。湧別町で育ち進学のために札幌に出て修行を積み地域おこし協力隊として戻ってきた野田さん。「子供たちにケーキを通し外の世界を見せたい。」「隣町にいかないとなかったケーキ屋さんを湧別町につくりたい。」という思いから来年度ケーキ屋さんをオープンさせるそうです。湧別の魅力がたっぷり堪能出来る美味しい味に朝から元気をもらいました。

▼最後にまとめ

2泊3日の湧別町おためし協力隊プログラムを終えて、湧別ナイトに参加し毎年多くの人が訪れるものの通過型の観光客が多く滞在型の観光客が少ないとの課題についてのお話を聞いていましたが、2泊3日とい滞在期間の中で沢山の名所に行き、もっと湧別町のあらゆる場所に行き魅力について知りたいと感じました。

美味しいものと魅力ある人達がいる湧別町。2泊3日ではまだまだ満喫しきれない魅力ある街湧別町にまた訪れてみたいと思える2日間でした。

今後も湧別町はもちろん、北海道各地のまちと協働した活動を予定しています。
最新情報をHP(https://www.ezorock.org/)でご確認の上、ぜひご参加ください