ezorockで活動する『人』に着目したコラム8回目。今回は、大人しくみえて、チャレンジ精神旺盛な『あき』の登場です。活動で苦労した経験や天然エピソードなどなど、恥ずかしながらも赤裸々に教えてくれました。どうぞ、ご覧下さい。

―PICK UP―

✔　田舎っ子です。それで、自然のある北海道が良いなって。
✔　福島県出身だから、ふくしまキッズ良いなって思って
✔　意見言い合ったりできる感じが良いよなぁって
✔　どう選択すれば良いか分からなくて。泣きそうでした笑
✔　色々な人との出会いや新しい挑戦の機会がたくさんある
✔　おまけ　～　意外とこういう人が破天荒かも知れない…　～

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名前　   　林　亜希
出身　   　福島県
所属　   　酪農学園大学　食と健康学類、管理栄養士コース
ezo所属 　ふくしまキッズ
特徴　　　 恥ずかしがり屋

名前　　　草野　竹史
出身　　　札幌市東区
所属　　　NPO法人 ezorock　代表理事
特徴　　　高いところが苦手

 

田舎っ子です。それで、自然のある北海道が良いなって。

タ：なんで北海道の酪農学園大学に行こうって思ったの？
あ：他の大学も受かってたんですけど、福島から宮城に来て、都会過ぎるっていうか、空気が合わないというか…。あと、自分が食べるの好きだったり、小学校の時に友達が添加物のこと調べて、「うわ！添加物危ない」って思って、気になるようになっちゃって。そういうのがきっかけですね。

タ：田舎なの？
あ：めちゃくちゃ田舎っこです。それで、自然のある北海道が良いなって思って…。それでも、街中は色々建物が大きくて、親と一緒に来た時に疲れるねって笑

 

福島県出身だから、ふくしまキッズ良いなって思って

タ：それで、ezorockのこと知ったのいつだっけ？
あ：2年生になった頃に友達からezorockっていうのあるんだけど参加してみない？って言われて、で、HPみて、説明会に参加してみようって思って。説明で結構色んなことやってるなぁって思って。それで、自分福島県出身だから、ふくしまキッズ（以下、FK）良いなって思って。FK興味ありますって言って、４月17日初めて会議に来たんです。

タ：誘った友だちは来てないんでしょ？不思議とそうなんだよねー。あきにとっては何が面白そうって思った？
あ：写真とかみて、色んな人が参加してるんだろうなぁ…って。大学だと同じ人と同じ建物にいるし、だから、違う人とも話す機会ほしいなって思って。

 

意見言い合ったりできる感じが良いよなぁって

タ：最初にFKの会議に参加した時はどうだった？
あ：４月17日とか…。普段のコミュニケーションの中で、意見を言い合う機会が少なかったし、否定しないで、これも良いよねとか言い合える感じが良いよなぁって。今までは自分からも意見言ってなかった。ここだと「何かある？」って聞かれる笑

タ：自分が最初に会議で発言したことって覚えてる？
あ：最初の会議で、次の回でファシリするって手上げたこと…。2回目のMTGでファシリやった。
タ：すごいな。お前やっぱり勇気あるよ。どうだった？

あ：相手の話引き出せたのかなとか…。最初は緊張してるし、進めるのでいっぱいで。
タ：参加して2回目だもんなぁ。十分すごいよ。

※ファシリ：ファシリテーター。会議の進行役。参加者の合意を取りながら結論が出せるように場を促進する役割。ezorockでは役割を持ち回りで担っていく。

 

どう選択すれば良いか分からなくて。泣きそうでした笑

タ：じゃあ、4月にezorock入って、初ファシリ、夏の現場と経験して、一番の山場は？
あ：やっぱりFKの現場で…。山場っていうか、悔しいっていうか、夏の1ヶ月位続く活動の最後の方でそういう経験ありました。自分が引率してる子ども達のグループの中で、大沼９ｋｍコースを歩きたい人と、お土産買いたい人で意見が割れちゃって。（先輩コアスタッフの）『ほっしー』や『たけ』が見回り中に調整に入ってくれて、体力的に無理してる子がいたから、そっちに合わせることになって。落としどころを見つけるところが難しかったなぁって。

タ：どういう葛藤があったの？
あ：９ｋｍコースは他のグループも含め大勢で行くから、別の班の子と一緒にいたいっていう気持ちと、低学年の子がお土産を買いたい言ってて…どう選択すれば良いか分からなくて。泣きそうでした笑

 

次はどんな風に山場を乗り越えたいと思う？

タ：次同じような場面があったらどうしようと思う？
あ：皆から意見をしっかり聞いて、皆が納得できるような答えを見つけてあげたい。

タ：俺もね、実はね、子どもの自然体験のボランティアをやったことで色々教えてもらったことがあって…。遊ばせてあげたいけど、怪我したら大変とか…。あの葛藤って大学生活とかにはないよね。俺も大学4年の時すごい葛藤してた。皆の落としどころを探す経験は、すごい宝物になると思う。

 

社会人になった自分って、まだ分からないです。

タ：今後ふくしまキッズがezorockの活動として独立していく動きになるけど、来年3年生になった時にどういう関わりをしたいと思ってるの？
あ：大学3年生が忙しいって聞くんで、MTGとか準備とかには関わりたいなって思ってます。

タ：あき自身の将来の話だと、どこで働きたいとかあるの？
あ：病院とかで働けたら良いなって。明確には決まってないけど。親の影響もあって…、医者なんですけど…。でも、社会人になった自分って、まだ分からないです。
タ：確かに、管理栄養士って似合いそうな感じするよね。漁船に乗るって言われたら、似合わないよって思うけど。俺はね、社会人になった後も、年に1回でも集まれる場があると良いなぁって思ってるんだけどね。

↑あきの対談を温かく、そして、怪しく見守る、ふくしまキッズチームのコーディネーター『ななこ』

 

色々な人との出会いや新しい挑戦の機会がたくさんある

タ：じゃあ、最後に一言お願いします！
あ：私は、いつもと違う人とコミュニケーションとったり、新しいことに挑戦したいなって思って参加して、実際に参加してみて、そういう機会にたくさん出会ってるって思うから、ぜひ同じような気持ちの人には来てほしいなって思います。

タ：たしかに、俺最近思ってるんだけど、自分の生活が充実しまくってる人って、あんまりここに来ないんだよね笑　何かを探して来る人がほとんどなんだろうね。

▼活動についてもっと知りたい、一緒に活動してみたい方はコチラ
【開催中】ezorock団体説明会
https://www.ezorock.org/info/6852

 

福島県についてのお話

タ：前も福島出身のやつがezorockにいたんだけど、震災のあと、俺と釜石に行って、ふくしまキッズに関わった後、福島県の職員になったんだよね。

あ：実家があった場所は帰れないところ。だから、何かやるんだったら、少しでも近くでやりたいなって。お父さんは震災にあってから、単身赴任で福島県で医者を続けていて。私自身が福島県に行ったのは、2年前に一回自分の家を見に行った位なんですよね。

 

おまけ　～　意外とこういう人が破天荒かも知れない…　～

タ：地元はどれ位の人口なの？江別は札幌よりは人口少ないけど、それでも、地元よりは多いよね。
あ：800人？8000人？

タ：大分違うぞ笑　お前絶対おもしろいやつだと思ってたんだよな笑
あ：幼稚園の時にお母さんに「野生のウサギつかまえて、飼おう」って言ったり…とかはあったみたいでした。最近でも、友だちにスマホが「ないない」って言ってて、友だちに「カバン見な」って言われて探したらあったり、学校のトイレに家の鍵を忘れて、夜8時位に取りに行ったり…色々やってるかも知れません笑

最後まで読んで頂きありがとうございました。
これからもezorocker達を紹介していきますので、お楽しみに！

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冬は交流会や研修プログラムを中心に活動しています。
お話を聞くだけでも大歓迎なので、ぜひ説明会にお越し下さい。