[コミュニティーファーム]オーガニックファームチーム×きっちんmom=大根のにしん漬け!

みなさん、2010年明けましておめでとうございます。
今年もオーガニックファームチームをよろしくお願いします。

1月9日(土)、オーガニックファームチームのもえ、れん、ひかるの3人で札幌市中央区にあるきっちんmomというお店にお邪魔しました。昨年の秋に収穫した200本余りの大根のうち、50本を漬けものにして、きっちんmomで惣菜として販売してもらえることになったのです。大根は昨年から漬けていたので、すでに漬けものとなって販売されています。
この日は、お客さんに畑と生ごみの循環から生まれた大根について知ってもらうためのチラシをきっちんmomに届けに行きました。日も暮れてから伺ったのですが、なんと、できた漬けものを試食していいと言ってくださいました。ということで、屋外に置いてある漬けもの樽へ向かいます。さすが、北海道。屋外に置いておくだけで漬けものにとってちょうどよい温度に冷やすことができます。

kitchenmom_nishin

私たちが作った大根がきっちんmomの手によってどんな漬けものになったのか、ドキドキわくわくです。樽から取り出してまず一口。……おいしい!!
私たちが作ったたくあんやビール漬けとは全く違う味がします。
それもそのはず、私が食べた漬けものは「にしん漬け」だったのです。にしん漬けは北海道(特に留萌)の伝統的漬けもので、ほどよい酸味とにしんによる風味が特徴です。きっちんmomでは私たちとは違う漬け方をしていたのです。関西出身の私は、これが生まれて初めてにしん漬けを食べた瞬間でした。魚の風味と漬けものの相性がこんなにいいなんてびっくりです。

作り方を聞いてみると、この味を実現するための一工夫がありました。漬けものがすっぱくならない様に卵の殻を細かくしたものを、漬けもの樽に一緒に入れていたのです。卵の殻のカルシウムがすっぱさを中和してくれるようです。昔ながらの知恵ですね。さらに、きっちんmomの池之谷さん曰く、漬けものは温度が重要とのこと。温度が高いと漬けものがすっぱくなってしまいます。今年の冬は暖かい日が続いたので、例年よりもかなり遅めに漬け始めたそうです。

kitchenmom

話しているうちに、漬けものの塩加減や食べ方など、漬けものに対する池之谷さんのこだわりが感じられました。きっちんmomはご夫婦で経営されている、アットホームな雰囲気のお店です。隣に住んでいる人がどんな人か分からないほど、地 域の人と人とのつながりが薄れている現代。きっちんmomのような、地域の素敵な人たちやお店との新しくできたつながりを大事にしていきたいと思いました。

さて、オーガニックファームチームとキッチンmomのコラボレーションでできたおいしいにしん漬けは、この冬の間だけ販売されます。なくなり次第販売終了となりますのでご了承ください。近くに寄られた際には是非にしん漬けをお買い求めくださいね。

以下、キッチンmomの詳細です。
——————————————————————

住所
札幌市中央区南16条西5丁目3-13
電話番号
011-562-2433
営業時間
AM11:30〜PM18:30(ラストオーダー)
定休日
日曜日・祝日
アクセス
地下鉄南北線幌平橋駅より南へ徒歩3分

43.038403,141.352812

お持ち帰り惣菜の他、日替わりランチやおにぎりセットなどもあります。

文章:松尾ひかる(ひかる)

[コミュニティーファーム]ひょうタンブラー作り開始!

ひょうたん

11月13日(金)、環境NGO ezorock(以下、ezorock)の事務所でひょうたんの加工を行いました。
私たちは、コミュニティーファームを来年展開していくために、札幌にあるezorockのタケシの自宅の家庭菜園を借りて、試験的にひょうたん、きゅうり、とまとを育てていました。

今回は収穫したひょうたんを使って「ひょうタンブラー」を作るために加工します。
「ひょうタンブラー」とは、その名の通りひょうたんのタンブラーです。畑では、作物を栽培して収穫して食べるというのが普通ですが、畑で栽培した作物を加工してエコグッズを作ってみたい!ということで、ひょうタンブラー作りが始まりました。
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZOでは、ひょうたんを腰に下げながら活動している私たちの姿が見られるかもですね。

さて、ひょうたんは今年初めて栽培した作物です。
加工の仕方を何も知らない私たちは、色々調べ思考錯誤で加工してみます。今日の作業は、ひょうたんの中に水をしみ込ませ腐らせて、中を空洞にするための準備です。
まず、ひょうたんのつるが生えていた部分に木工用ドリルやキリ、ドライバーなどを使って穴を空けます。
穴の大きさは、つると同じくらいの大きさです。大きすぎるとひょうたんが割れてしまうし、小さすぎても後に行うひょうたんの中身を掻き出す作業がやりにくくなります。
ezorockの事務所には適当な道具がなかったので、少し邪道ですがプラスドライバーを使ってつるの生えていた部分にネジを回しこんでみました。すると意外にもねじがするすると奥まで入っていき、小さな穴をあけることができました。これでは、まだ大きさが不十分なので、次にテントに使うペグをひょうたんに差し込んでみます。最初の数cmの部分は堅くなかなか奥までささりませんでしたが、そこを超えるとサクッと奥までさしこめました。どうやら皮の部分は堅く丈夫ですが、中身はやわらかいようです。

私自身、加工前のひょうたんを見るのも触れるのも初めてで、中身がどうなっているのかも分かりません。ペグを差し込んで、中身をかき混ぜてみましたが、一体、中がどうなっているのか想像が膨らむばかりです。
あるひょうたんにペグを差し込んでいると、穴を空けた部分にひびが入ってしまいました。
乾燥させて加工したひょうたんは丈夫ですが、収穫したばかりのひょうたんはもろいようです。初めての作業では、失敗から知ることがたくさんあります。

作業風景


さて、穴を空けれたら後は水に浸して終りなのですが、なにやら調べているうちに、ひょうたんの中身を腐らせると、とんでもなく強烈な匂いが発せられることが分かりました。
確かに加工中もすでに、ほんわかと今まで嗅いだ事のないひょうたんの匂いが漂いました。これよりも、もっと強烈な匂いがするとなると大変です。これでは、ezorockの事務所に置いていくわけにはいかないので、オーガニックファームチームのれんの家で水に浸し、腐らせることになりました。

ということで、事務所では穴を空けるとこでひとまず終了です。
ここからはれんが家に持ち帰って、水に浸す作業をします。

初めて栽培して手にしたひょうたんを加工するのは、色んな発見があってとても楽しかったです。これから、どうやって腐っていって、乾燥させる頃にはどんなひょうたんになっているのか、わくわくしてなりません。

文章:松尾ひかる(ひかる)

[RSRオーガニックファーム]今年最後の畑作業

web091101top

11月1日(日)
今年最後の畑での活動となった今回は、「大根収穫」と「堆肥攪拌(かくはん)」を行いました。

寒空の下、着替えを済まし用意ができたら早速作業開始です。
大根を収穫する組と堆肥を攪拌する組に分かれての作業を行います。

大根収穫は前回に引き続いての作業となりました。

前回の収穫から2週間ほど期間が空き、その間も大根はすくすくと育っていました。
土から顔を出した大根と、たくさんの大きな葉っぱが畑に広がっています。
収穫した大根は、大きさと形により4つの段階に分けて置いていきます。
4つの段階は
・スーパーで売られているような標準サイズ
・標準サイズより少し細かったり短かったりするもの
・形は良いが明らかに小さい、短いもの
・股割れなど形が良くないもの
の4つに分け、更に数を集約しやすくするため10本ずつにまとめてました。

10本ずつになるようにまとめるには、4・3・2・1本とピラミッドのように積み上げると見やすく分かりやすくなります。 
収穫した大根をよく見ると、2次根というヒゲのようなものが1列に並んで生えています。
大根は土中でグルグルと回転しながら成長していくので、2次根がまっすぐなものは大根がストレス無く土中で育った証拠となります。
 今回は全部で250本以上の大根を収穫しました。

11月の寒さの中、朝露がたっぷりついた大根の収穫を続けると、軍手がびしょ濡れになり寒くて大変でしたが、車いっぱいに詰め込んだ大根を見るとそれまでの寒さも忘れてしまうほどでした。

web091101

続いて堆肥攪拌です。

既に堆肥は土のようになり、臭いもそれほどありませんでした。
着々と堆肥化しているのが目に見えます。
空気と混ざるように堆肥をかき混ぜるこの作業は今年はこれで最後となります。
大根の養分が吸い取られないように切り取った葉の一部も堆肥に混ぜ、
冬に向けて茅(かや)をかぶせ、来年の雪解けまで少しの間お休みです。
来年の春には立派な堆肥となって、また出会えるのを楽しみに今年も色々な体験をした畑にお別れです。

文章:浅野目洋平(よーへー)